NHKスペシャル「アルツハイマー病をくい止めろ!」視聴

2014年1月19日にNHKスペシャルで放送されていた「アルツハイマー病をくい止めろ!」を視聴しました(Dailymotionで視聴できます)。

アルツハイマー病は現在でも不明な点の多い病気ですが、最近では詳しい症状や対策法が明らかになってきたようで、番組では最新の研究成果を紹介しています。

例えば、アルツハイマー病はいつ頃から始まるのか定かではありませんでした。病気の進行が極めて遅いからです。番組では1:23でアルツハイマー病の徴候は発症の25年前から見られるといっていますが、これは2012年にワシントン大学が発表した研究成果です(アルツハイマー、症状発生の25年前から診断可能)。

ただ、未だに謎の多い面もあります。番組では、アルツハイマー病はアミロイドβが凝縮し、タウというタンパク質が増加することで神経細胞のシナプスを死滅させて起こる(「タウ仮説」)のだと説明していますが(9:48)、一方、アミロイドβが凝縮して「老人斑」ができて起こるという説(「アミロイド仮説」)があります。2010年には「老人斑無用説」が唱えられましたが(アルツハイマー病の老人斑説を否定!マウス実験で確認)、真相は未だに分かりません。

認知症の七割がアルツハイマー病だといっているように(2:43)、アルツハイマー病は奇病の類ではありません。それにも関わらず、我々の脳を脅かす恐怖の難病です。私は福本伸行『天』を読んで以来この病気に関心を抱いていますが、自身が将来罹患しないという保証は全くありません。それまでにアルツハイマー病の治療法が見つかるか、さもなければ尊厳死が認められるようになっていてほしいものです。

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