Facebookの56種類の「性」について

FacebookというSNSにて、ユーザーが56種類の「性(gender)」を選べるように設定変更されたそうです。ただ、この設定は、現時点では言語設定を「英語(UK)」にしている人限定だそうです

〔2014年4月18日追記〕コメントでご指摘を頂いたので調べたところ、「性(gender)」を56種類選択できるのは米国英語「English (US)」と海賊英語「English(Pirate)」だけで、英国英語「English(UK)」では「Male」「Female」の2種類しか選べないようです。訂正してお詫び致します。

Facebookでは元々「恋愛対象」を選択できるように設定されており、同性愛者の方は、例えば「男」という性別を選び、「恋愛対象」に「男」を選ぶことによって、自分が同性愛者であることを表明できるようになっていました。が、選べる「性」については「男」「女」の二種類に留まっていました。

しかし、「n個の性」ともいわれるように、人間の「性」は「男」「女」の二区分で分けられるほど単純なものではありません。今回のFacebookの設定変更は、「男」「女」の二区分に納まらない性的少数派(セクシャル・マイノリティ)の人たちに配慮したものでしょう。

私自身はいわゆるシス・ジェンダーの男性(生物学的性も性自認もすべて「男」)であり、性的少数派とはいえないのですが、こうした性問題については並々ならぬ関心を持っておりますので、今回記事を書くことにしました。

なお、性的少数派の「声」について記事を書いたことがありますので(「声変わり」「変声期」について)、ご興味のある方はそちらもどうぞ。

目次

Facebookの56種類の「性」の見方

このFacebookのニュースはいくつかのニュースサイトやメディアで取り上げられたようですが、気になったことが一つあります。56種類の「性」とは具体的に何なのか、どういう「性」が追加されたのか説明しているサイトがないのです。

2014年3月9日追記: 2月当時は他にサイトがありませんでしたが、3月9日に「あなたは本当の自分の性別を知らない。Facebookが公開した<56種類>の性別と照らし合わせてみない?」という解説ページが作られました。

もしかすると海外のサイトでは具体的な説明があるのかもしれませんし、(前述の通り)言語設定が「英語(US)」以外の場合はこの設定が適用されないので、日本人にとっては縁の薄い話かもしれません。しかし、「性」に関する問題を取り上げておきながら、その「性」について触れないというのは、片手落ちの感が否めません。

もちろん、性の問題は大変にセンシティブであり、「この性はこうだ」などと迂闊に書けないこと、迂闊で軽はずみな発言は性的少数派の人たちの差別になりかねないことは重々承知しています。しかし、それを理由に何も書かないことは、性問題に蓋をして隠しているだけだと思いますので、あえて今回取り上げることにしました。

まず、Facebookにはどんな「性」が追加されたのか見てみましょう。以下でやり方を説明します(Facebookアカウントを持っていないので見方は要らない、「性」がどういうものかだけ知りたい、という方は読み飛ばして結構です)。

「設定(Settings)」のページに移動して、「言語(Language)」を「English (US)」(または「English(Pirate)」)に設定します。

この後、自分のFacebookページに移動し、「Update Info」(「English(Pirate)」だと「Amend yer particulars」)をクリックして、自分のアカウント情報の編集ページに移動します。この中に「Basic Information」(「English(Pirate)」だと「Ship’s Papers」)という項目があるのですが、そこの「Edit」をクリックし、編集画面に移ります。

この中に「Gender」という項目にプルダウンメニューがあります。このプルダウンメニューが

  • Male
  • Female
  • Custom

になっているのですが、「Custom」を選べば、「男(Male)」「女(Female)」以外の「性」を選択できます。

「Custom」を選ぶと、「Gender」という文字と一行のテキストボックスが表示されます。自分の「性」を自由に入力するのかと思いきや、そうではありません。ここに適当なアルファベットを打つと、「性別」の候補が表示されるので、それを選択するという仕組みになっています。

Facebookの「性」について

ここからは、具体的にどういう「性」があるのか見てみます。以下は、私がa~zまでのアルファベットを順番に打ち、出てきた検索候補を並べたものです。

  1. Agender
  2. Androgyne
  3. Androgynous
  4. Bigender
  5. Cis Female
  6. Cis Male
  7. Cis Man
  8. Cis Woman
  9. Cisgender Female
  10. Cisgender Male
  11. Cisgender Man
  12. Cisgender Woman
  13. Female to Male
  14. Gender Fluid
  15. Gender Nonconforming
  16. Genderqueer
  17. Gender Questioning
  18. Gender Variant
  19. Intersex
  20. Male to Female
  21. Neutrois
  22. Non-binary
  23. Pangender
  24. Trans Female
  25. Trans Male
  26. Trans Man
  27. Trans Person
  28. Transsexual Person
  29. Two-spirit

これだけで29個です。あと半分近くもあるのかと思われるかもしれませんが、実はそうではない。というのも、「Trans」「Trans Man」「Trans* Man」「Trans Male」のように、同じような意味の「性」が重複しているものがいくつも存在するからです。

例えば、「Trans」という綴りから始まる性別が10個、「Transgender」から始まる性別が6個、「Transsexual」で始まる性別が6個あります。この時点で22個なのですが、「Trans Man」「Trans* Male」「Transgender Man」のように、ほぼ意味の同じものが重複して存在しています。ですので、選べる「性」が56個あるとはいえ、本当に56種類の「性」を網羅しているわけではありません。

これはFacebookが「表記としての候補は重複も微妙な差異も強いて整理せず膨大に用意する」Facebookが「カスタム性別」設定に対応、男 / 女のほか多数を用意)ことにしたからだそうです。「Trans Man」と「Trans Male」は、性的多数派から見れば同じ意味に思えるかもしれないが、そう思わない(自分は「Trans Male」であって「Trans Man」ではない)人たちも存在するので、彼らに配慮して、重複すると思われるものも掲載することにしたようです。

ところで、皆様は上記の用語を見て、意味の分かるものがいくつありますか? 何となく分かるものもあれば、さっぱり分からないものもあるのではないでしょうか。そこで、上記の「性」を(批判・非難を覚悟で)解説します。

Facebookの56個の「性」は、以下のリストに基づいて分類することができます。

性自認/生物学的「性」 生物学的男性 生物学的女性 生物学的両性
男性 Cis Female Female to Male(FtM)
Trans Male
Transsexual Person
Two-spirit
女性 Male to Female(MtF)
Trans Female
Transsexual Person
Two-spirit
Cis Woman
両性 Androgyne
Bigender
Gender Fluid
Intersex
Trans Person
Androgyne
Bigender
Gender Fluid
Intersex
Trans Person
Androgyne
Bigender
Gender Fluid
Intersex
Trans Person
無性 Agender
Neutrois
Non-binary
Pangender
Agender
Neutrois
Non-binary
Pangender
Agender
Neutrois
Non-binary
Pangender
不明 Gender Questioning

もちろん、Facebookの「性別」は、現実の「性別」を完全に網羅できていませんし、私が作成したこの表も完全とはいえません。それを念頭に置いてご覧ください。

この表は、横軸に「生物学的性」、縦軸に「性自認」をとっています。

「生物学的性」というのは、生まれたときの体や性のことです。単純にいえば、性染色体がXYで男性器があれば「男性」、性染色体がXXで女性器があれば「女性」、性器が両方あれば「両性」という感じです。もちろん、性染色体がXXで男性器のある人もいらっしゃいますし、「両性」ではあるが性器は一つしかない方もいらっしゃいます。あくまで便宜上の分類にすぎません。

「性自認」とは、自分の性をどう捉えているかということです。多くの性的多数派は、これが「生物学的性」と一致しています。ただし、それが一致しない人たち(性同一性障害など)、性を両方持っていると思う人(両性・中間性など)、そもそも「性」を認めない人(無性)など、様々な人がいます。

「シス(Cis)」「シスジェンダー(Cisgender)」というのは、「生物学的性」と「性自認」が一致する人です。例えば、「生物学的性」が「男」で「性自認」も「男」の人はこれです(逆も然り)。世の中の大多数の「性的多数派」はこれに含まれるといえます。

「トランス(Trans)」は、「生物学的性」と「性自認」が一致しない人です。「Female to Male(FtM)」などは、「生物学的性」は「女」だが「性自認」が「男」という人です(「Male to Female(MtF)」はその逆)。この中には、逆というだけで体はそのままの人、性転換手術を行った人、メラニー法で声の出し方を工夫している人など、色々いますが、一般的な「トランス」は、手術をしない人が多いそうです。

注意したいのは、同じ「トランス」でも、「トランスジェンダー(Transgender)」と「トランスセクシャル(Transsexual)」では意味が違うこと。前者は、身体が生物学的な性のまま、後者は身体も性自認にあわせるという違いがあるそうです。例えば、MtFだが身体は男のままという人(例えば美輪明宏)は「トランスジェンダー」、MtFで女性ホルモンを投与して身体も女になった人(例えば佐藤かよ)などは「トランスセクシャル」です。

「トゥー・スピリット(Two-spirit)」は元来アメリカ大陸の先住民(ネイティブ・アメリカン)の用語だそうで、「男性」でありながら女装するシャーマンなどを指していたそうです。現在では、「生物学的性」と「性自認」が一致しない人、両性の人、「クロス・ドレッサー(異性装)」の人など、様々な意味で使われています。似たようなもので、生物学的には「男」でありながら「女」として育てられた「ファファフィネ」という人たちがサモアにいるそうです。

「アンドロジニー (Androgyny)」や「アンドロギュノス(Androgynous)」は、何らかの形で「男」「女」両方をあわせ持つ人です。生物学的に「両性」な人(半陰陽・ふたなりなど)、生物学的には「男」だが「両性」だと思う人などがいます。ただし、生物学的には「両性」だが自分は「男」だと思う方もおり、そういう人を「両性」と呼んでよいのかは疑問が残ります。

「バイジェンダー(Bigender)」は、「アンドロジニー (Androgyny)」に似ている概念です。ただ、私が思うに、この二つは、生物学的性は両性ではないが性自認が両性という人が多い気がします(もちろん、そうでない方もいます)。「インターセックス(Intersex)」「ジェンダー・フリューイッド(Gender Fluid)」なども、「男」「女」両方の性を併せ持つ人です。

「バイ」というと「バイセクシャル」を連想されるかもしれませんが、「バイジェンダー」は性自認、「バイセクシャル」は恋愛対象を指す言葉なので明確に異なります。「バイジェンダー」だが「異性愛」の人の方もいらっしゃいますし、「シスジェンダー」で「バイセクシャル」の方もいらっしゃいます。

「エイジェンダー(Agender)」「パンジェンダー(Pangender)」は、「性」を持たない(無性)という人です。両性を併せ持つのでなく、そもそも持たないことが大きな特徴です。「エイジェンダー」は、「エイセクシャル(Asexual)」と呼ばれることもあります。

「クエスチョニング(Questioning)」は、自分がどういう「性」なのか模索している人、あるいは不明な人です。

なお、「ジェンダー・クィア(Genderqueer)」や「ジェンダー・ヴァリアント(Gender Variant)」は、通常の生物学的性や性自認とは異なる(つまり「シス」でない)人達の総称として使われます。性同一性障害・両性者・無性者、あるいは同性愛者なども含めた広義の概念です。

以上、かなり大雑把ではありますが、Facebookの「性」について説明しました。「いや、○○は××に分類すべきではないか」と、上記の分類に異論がある方もいらっしゃるでしょう。私も、この表に分類しきれない性について、どこに分類すべきか悩みました。誤解を承知の上で、思い切って分類してしまった次第です。

ついでに、Facebookの「性」区分について、いくつか批判を書いておきます。

上記のリストを見てみると、「クロスドレッサー(異性装)」や「ニューハーフ」、「ドラァグクイーン」が存在しないことに気がつかれると思います。Facebookは「生物学的性」と「性自認」の二つの軸で「性別」を分けているので、生物学的性も性自認も「男」だが、「女」の格好が好きだというような人を考慮に入れていないようです。それとも、そういうのは「性別」ではなく「性癖」だという考えなのか。

あと、「性別」が多様になったのはよいことですが、「恋愛対象(Interested In)」が相変わらず「男性(Men)」「女性(Women)」しかないのは問題だと思います。「生物学的性」や「性自認」が多様であるように、「恋愛対象」も多様に存在するので、そちらにも多くの選択肢を設けるべきでしょう。

人間の「性」について

そもそも、人間の「性」とはどのような基準で分けられるのでしょうか。私の考えでは、以下の六つの基準で分類されるべきです。

  • 生物学的性
  • 性自認
  • 格好
  • 恋愛対象
  • 性的欲求対象

例えば、「生物学的性」「性自認」「格好」「声」が「男」であり、「恋愛対象」が「女」という人は、極めて一般的(ノーマル)な「男性」です。

「生物学的性」「性自認」が「男」であり、「恋愛対象」も「男」という人は「ゲイ」に該当するでしょう。「格好」については、「男」ならタチ、「女」ならネコと分類してもよいかもしれません(例外はありますが)。あるいは、メラニー法で「声」を女声にしている方もいらっしゃるかもしれない。

「生物学的性」は「男」であり、「性自認」は「女」なのだが(性同一性障害)、「恋愛対象」は「女」であり(同性愛)、「格好」は「男装」が好きという人もいらっしゃるかもしれません。

このように、「性」の問題は複雑を極めており、「生物学的」「性自認」の二つで分析しきれるほど単純なものではありません。私の書いた五つの分類法ですら不十分でしょう。

気をつけたいのは、こうした「性」の複雑さを知ることなく、無意識に言葉を投げかけてしまうことです。例えば、以下の動画をご覧ください。

この動画は、生物学的には「女」として生まれたものの、「男」として生きたいと願う木村圭君を紹介する動画です。「さん」づけで呼ぶべきかもしれませんが、彼を男として見ているという意味をこめて、「君」づけで呼ばせていただきます。

動画の内容も大変興味深いのですが、注目したいのは動画タイトルです。「オナベ 木村圭」とありますが、「オナベ」とは、「性自認」が「女」である人が「男」を装うことです。木村圭君は「性自認」が「男」なのですから、「オナベ」というのは全く的外れです。逆の例で、「性自認」が「女」である「男性」に対して、「オカマ」という言葉を投げかけることを想像すれば、木村君を「オナベ」と呼ぶことがいかに失礼であるかお分かりでしょう。

動画投稿者の人は木村君を侮辱する意図があったわけではなく、何気なく「オナベ」と書いてしまったのでしょう。ところが、こういう何気ない言葉が暴力性を帯びることが極めて多い。「性」に対する無知を自覚することなく、「オナベ」とか「オカマ」といった言葉を振りかざすことがいかに恐ろしいかを知らなくてはなりません。

補足1: 本人の「性自認」が正しいといえるのか

「性」の問題については、性的多数派だけでなく、少数派自身ですら誤解していることがあります。例えば、以下の動画をご覧ください。

自分を「ゲイ」「同性愛者」(0:39)と呼ぶ人が、美輪明宏に相談をしています。が、この人が本当に「ゲイ」なのか、私は疑問に思ってしまいます。

この相談者は0:32で「見ていただいて外見からもちょっと察していただいたと思うんですけども」とおっしゃっています。しかし、「外見」から「ゲイ」だと判断するというのはおかしい。別に「ゲイ」が「異性装(クロスドレッサー)」をしているとは限らないからです。

もう一つ指摘すると、2:31で「性転換手術」をして「ニューハーフ」になるかどうか悩んでいるのも変です。「ゲイ」というのは「男」を好きな「男性」ですから、性転換したら「ゲイ」でなくなってしまいます。

私の想像にすぎませんが、この相談者は、生物学的には「男性」なのだが、性自認が「女性」で、恋愛対象が「男性」なのではないか。生物学的に「男性」で恋愛対象が「男性」であるため、自分を「ゲイ」だと誤解しているように思われます。

あるいは、生物学的には「女性」で、性自認と恋愛対象が「男性」という可能性もあります。「格好」云々というのは、自分が(生物学には)「女性」なのにスーツを着ていることについて言及しているのかもしれない。私はこの方に直接お会いしたわけではないので、断言はできませんが……。

このように、「性別」の問題は根が深く、本人や性的少数派自身ですら誤解していることが多々あります。それだけに正しい知識が要求されます。

補足2: 性転換手術に伴う恋愛の変化

〔2014年4月6日追記〕おーぷん2ちゃんねるニュース速報(VIP)にて、カーチャンが死んだと思ったらカーチャンじゃなかったというスレッドが立ちました。このスレは、性的少数派の恋愛を考える上で重要ですので紹介します。

ジェンダーの問題と戸籍の問題が絡んでいるのでややこしいのですが、簡単に説明すればこういうことです。

「みつお」という男と「たえ」という女が夫婦でした(>>22)。この夫婦には「A子」という娘がいます。

しかし、この「みつお」が実はMtFで、身体は男でありながら女になりたいと考えていた(>>21)。そこで「みつお」は、女性ホルモン投与や去勢をして「みつこ」という女になります(>>37)。いわゆる「トランクセクシャル」です。

ところが、日本では同性婚が認められていないので、「みつこ」と「たえ」が結婚することはできない。そこで、妻であった「たえ」を娘(「A子」の姉)ということにしたのです。

ここで注目したいのは>>77です。

分かってたと思うけど、たえさんもビアンだったよ
みつおを女としてではなく、みつおとして
男、女、みつお と性別関係なく好きだったと泣きながら言ってた
酷なこと言うが泣かれても実感湧かないよ
私も泣いたけど

「みつおを女としてではなく、みつおとして」だと「たえ」が異性愛者になってしまうので(男としての「みつお」が好きなのですから)、「みつおを男としてではなく、みつことして」ではないかと思うのですが、それならなぜ「たえ」は性転換前の「みつお」を愛し、「A子」という子供まで設けたのか気になります。

私がここでいいたいのは、性転換手術というのは本人の意識の問題だけではなく、恋人や家族との関係性まで変えてしまうことがあるということです。例えば、以下の動画の39:20以降をご覧ください。

リンダという女性が登場します。彼女は身体が男性で性自認が女性というMtFですが、最近まで男性として生きていました。最近は女性への性転換を目指し、女性ホルモンの投与を始めました。すると、性的嗜好が変化し、男性が好きになり始めたそうです。

リンダは40:08で「異性愛者でした」といっていますが、彼女は性自認が女性なのですから、女性に恋するということはレズビアンだと思われる。それを異性愛者と認識しているのは、自分の性自認を抑圧し、男性として生き続けてきたためでしょう。そんな彼女がホルモン投与を始めると、男性が好きな異性愛者になるのですから不思議なものです。

リンダにはビルという恋人がいるのですが、このビルは身体が男性で性自認が女性です。ビルはエリンという女性に生まれ変わろうとしているのですが、リンダは男性が好きなのですから、エリンを恋人として愛することはできない。そうなると、リンダとエリン(今はビル)の恋人関係は終わってしまいます。

性転換手術には、こうした変化がありえます。本人は性転換手術をしたいのだが、それをすると家族や恋人との関係が終わってしまうという変化です。しかし、家族や恋人を大事にすれば、自分は望まないジェンダーで生き続けなくてはならない。41:10「上手くいけば、リンダとの関係は終わります」という皮肉な言葉にあるように、どちらかしか選べないジレンマがあるのです。

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Facebookの56種類の「性」について」への4件のフィードバック

  1. 性別については各国で問題、ニュースに取り上げられるぐらい難しいものだと思うけど
    記事を読んで改めて難しさを知ったネ
    UK言語にしているけど、そこは気づかなかった

    • > ろーずさん
      コメントありがとうございます。
      同性愛や両性愛の問題よりも性の問題が厄介なのは、本人に自覚がなかったり(性同一性障害なのに同性愛と誤認している)、同性愛よりもさらに数が少ないので世間の認知が低かったりといったことがありますね。
      あと、性転換手術をしたために別れざるをえなかったカップルもいるようで、「多様な性を認めよ」と簡単にいえる問題ではないようですね。

    • > あれあれさん
      初めまして。コメントありがとうございます。
      調べたところ、Customが実装されているのは米国英語「English (US)」と海賊英語「English(Pirate)」だけで、英国英語「English(UK)」は未実装のようでした。
      本文の説明に誤りがありました。大変失礼致しました。

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