「遊☆戯☆王」論

前々から、「あしたのジョー」論を書いて、その次に「遊☆戯☆王」論を書くとお話ししてきました。

ところが、「あしたのジョー」論が予想以上に時間がかかりそうなので、先に「遊☆戯☆王」論を書くことにしました。

〔追記〕「あしたのジョー」論は2014年3月15日に完結しました。詳しくは「あしたのジョー」論をご覧ください。

考察対象について

「遊☆戯☆王」という作品について簡単に説明しておきましょう。

「遊☆戯☆王」とは、漫画家の高橋和希氏が執筆され、1996年~2004年に『週刊少年ジャンプ』に連載されていた漫画です。全38巻の単行本と全22巻の文庫版が出版されています。

1998年には「遊☆戯☆王」、2000年~2004年には「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」としてアニメ化されました。アニメ以外にもカードゲームやコンピュータゲーム・コミカライズが制作され、アニメ続編まで制作され続ける人気作品です。

この記事では、

  • 高橋和希氏の漫画『遊☆戯☆王』(いわゆる「原作」)の単行本・文庫版
  • 『遊☆戯☆王』のアニメ第二作「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」

の二つを取り上げます。いわゆる「初代遊☆戯☆王」です。

『遊☆戯☆王』のアニメ第一作(東映版)と『遊☆戯☆王R』については、オリジナル要素が強い作品なので除外します。

また、アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」の続編である「GX」「5D’s」「ZEXAL」と、その漫画版については、必要に応じて参照はしますが、基本的には扱いません。

なお、以下で断りなく「原作」という場合、漫画『遊☆戯☆王』を指します。

「アニメ」という場合は、「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」です。「GX」や「5D’s」を指す場合は、「GX」や「5D’s」と明記します。

考察内容について

『遊☆戯☆王』原作は、大きく以下の七つから成り立っています。

  • 学園編(1)
    • シャーディー編
  • 「DEATH-T」編
  • 学園編(2)
  • 「モンスター・ワールド」編
  • 「決闘者の王国」編
  • 「D・D・D」編
  • 「バトル・シティ」編
  • 「王の記憶」編(いわゆる「古代編」「記憶編」)
  • 「闘いの儀」編

「シャーディー編」というのは、学園編(1)の遊闘13「エジプトから来た神(おとこ)」~遊闘20「決着」のことで、私が便宜的につけた名前です。「千年アイテム」の設定が初めて明らかにされた箇所であり、『遊☆戯☆王』の核心に関わる重要な箇所です。

なお、アニメ版ではオリジナル要素で「海馬乃亜編」「ドーマ編」「KCグランプリ編」などが追加されています。アニメでは「シャーディー編」は学園編(1)ではなく、「決闘者の王国」編の末尾に移動しています。

『遊☆戯☆王』では「千年アイテム」や「闇の力」や「王の記憶」といった設定がありますが、学園編(1)の頃から少しずつ出され、「バトル・シティ」編と「王の記憶」編で、設定の多くが明らかにされました。ただし、「原作」では明らかにされなかった設定も多く、アニメ版「王の記憶」編では、設定の補完として多くのオリジナル要素が取り入れられました。

本記事では、

  • 「千年アイテム」
  • 「闇の力」
  • 「王の記憶」
  • 「三幻神」
  • 「大邪神ゾーク・ネクロファデス」

といった設定について、「原作」を元に検討します。その後でアニメ版の設定についても検討します。

  • 「遊☆戯☆王」の設定・世界観について
  • 「千年アイテム」について
  • 「王の記憶編」の設定・伏線について
  • 「王の記憶編」アニメ版について
  • 「ドーマ編」と「王の記憶編」について
  • 海馬瀬人について
  • シャーディーについて
  • 「闘いの儀」について

現時点で、上記の内容を書く予定です。必要に応じて内容を追加することがあります。
追記: 記事は全八回となりました。

  1. 「遊☆戯☆王」の設定と世界観──「遊☆戯☆王」論その一
  2. 「千年アイテム」「冥界の石盤」「冥界の扉」の謎──「遊☆戯☆王」論その二
  3. 原作「王の記憶編」について──「遊☆戯☆王」論その三
  4. アニメ版「王の記憶編」について──「遊☆戯☆王」論その四
  5. 「王の記憶編」の「史実」について──「遊☆戯☆王」論その五
  6. 「ドーマ編」と「王の記憶編」について──「遊☆戯☆王」論その六
  7. シャーディー・ボバサ・ハサンについて──「遊☆戯☆王」論その七
  8. 海馬瀬人について──「遊☆戯☆王」論その八
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「遊☆戯☆王」論」への2件のフィードバック

  1. 流星群様、初めまして。これが初コメとなります。僕は遊戯王が好きで、アニメから見始め、原作も購入し、アニメも最後まで視聴しました。
    その中でシャーディーの矛盾がどうしてもわからず、検索をそのワードでかけたところ、このブログがヒットし、とても深い考察がなされていることを直感した僕はすぐにアクセス。非常に論理的に考察がされており、他の疑問も解消されたほどでした。
    本当はコメントするつもりはなかったのですが、このような素晴らしい記事を読み、何もしないのもいけないと思い、コメントさせていただきました。
    他の記事も少し読みましたが、それも大変興味深いものでした。これからもちょくちょく記事を読ませていただくかもしれません。忙しい中無理をせず、本当に余裕がある時に更新なさってください。

    • > とも様
      初めまして。コメントありがとうございます。

      非常に論理的に考察がされており、他の疑問も解消されたほどでした。

      ありがとうございます。シャーディーはその謎が作中でほとんど明かされなかったため、「遊☆戯☆王」における最大の謎ですね。
      いつか高橋和希氏が真実を描いてくれることを祈っています。

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