中世の「ルネサンス」

最近、稲垣良典『トマス・アクィナス』(講談社学術文庫)を読んでいます。

稲垣氏は、9月19日の記事で紹介した天使論の講師の方ですが、その方が書かれたトマス・アクィナスに関する著作です。

元々は三位一体論について納得できず、キリスト教神学について勉強し始めたのでしたが、神学者の「悪」論・存在論・真理論など見るべき箇所も多いと感じます。

私はクリスチャンではないので、信仰論や「愛」論にはほとんど興味がないのですが、彼らが神学と同様に注力した哲学はとてもおもしろいです。

哲学と神学を切り離した読み方をするのは、トマス・アクィナスに怒られるでしょうが……。

稲垣氏の本を読み終えたら、次は八木雄二『神を哲学した中世』(新潮選書)と山内志朗『普遍論争』(平凡社ライブラリー)を読みます。

余裕があればリーゼンフーバー『中世思想史』も読みたいところです。

中世が「暗黒時代」という偏見はだいぶ払拭されてきましたが、中世の思想はもっと読まれてよいと思います。

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