耐えられない労働のひどさ

昨日の記事には書けなかったのですが、昨日アルバイトをしてきました。

請負会社から斡旋していただいた引っ越しのアルバイトなのですが、仕事の進め方について色々と不満に思う点がありました。以下、それを列挙してゆきます。

ちなみに、アルバイトの概要は

  • ビル内の2階と10階の部屋の備品を移動させる作業
  • 作業中は支給されるユニフォームを着用する
  • 報告書というものに現場担当者のサインを頂き、会社に提出する必要がある

というものでした。

1. 待ち合わせに不備がある
学生のアルバイトが私を含めて三人おり、最寄駅の出口で三人が集合する予定であったのですが、私を含め二人は来たものの、もう一人はなぜか集合時間になっても来ませんでした。
いつまで待っても来ないので、私と一緒にいた一人が会社に電話して指示を仰いだところ、もう一人はユニフォームを取りに行っていたようで、駅出口にはいないとのこと。なので、もう一人を待たずに現場に直行しました(もう一人とは現場で合流)。事前に知らされていれば、むだな時間を過ごさずに済んだのですが。
2. 指導者からの指示がない
現場に到着して、もう一人から受け取ったユニフォームに着替えたのですが、なぜか現場の皆は待っているだけで、作業に入ろうとしませんでした。「待っていてください」という指示が出るわけでもなく、不審に思っていたところ、荷物を積んだトラックがやって来たので作業に入りました。
どうやらトラックが来るまで待機していたようですが、それなら「待機お願いします」という指示があるはず。この時点で、現場の人間の指導力に疑問を抱きました。
3. 人間の区別ができない
指示がないなら聞きに行けばよいのですが、これができませんでした。
というのも、現場には私のようなアルバイトと会社のスタッフがいたのですが、全員が同じユニフォームを着ているので、区別がつかないのです。話しぶりなどから、スタッフと思しき人間を推測するぐらいしかできませんでした。
誰がスタッフか分からないという問題は作業中になっても頻繁に起きました。
4. 仕事の全体像に関する説明がない
ビル内に入ってから、全体に対する説明があったのですが、単に引っ越し作業をするというだけの説明でした。全体の流れを説明するとか、分担して担当を振り分けるとか、各作業ごとの時間の目安を示すといった説明は皆無です。
ちなみに、途中で休憩があったのですが、この時点ではいつ休憩を挟むといった説明は全くなく、休憩があるという説明さえありませんでした。
5. 2階と10階、階内の連絡が不十分
引っ越し作業なのでエレベーターで2階と10階を行き来することがあるのですが、このときに別の階の動きを把握しておくことが必要です。例えば、2階から10階に荷物を運びたくても、10階に荷物が大量にあって置けない場合、荷物を運ばずに2階にストップさせておかなくてはならないでしょう。これは、2階の人間が10階の動きを把握しているからできることです。
ところが、こうした別の階の動きの把握がほとんどできていないため、別の階の都合を考えず荷物を運びすぎたりすることが多々ありました。別の階どころか階内でも同じことが起きたので、連絡がきちんと行き届いていないか、そもそも連絡系統が機能していないのでしょう。
6. 他の業者との連絡も不十分
現場には我々引っ越しの業者だけでなく、配線や機器を扱う業者もいました。彼らは部屋の配線などを触っているので、荷物を運んだり置いたりするときも、彼らの仕事のじゃまにならないようにする必要があります。
ところが、彼らが勝手に仕事を前倒しで進めたりしたせいで、こちらが置く予定であった場所に荷物を置けなかったり、作業する予定のものが薦められなかったりしました。引っ越しのスタッフの人が「電機の業者の人の頭って誰だろう?」とかいっているあたり(スタッフがそれを把握していないとは!)、他の業者との連携はまるでなかったといえます。
7. 指示の言葉があいまい
例えば、2階のスタッフが「廃棄する荷物をここに持ってきておいて」という指示を出します。しかし、2階には何箇所かに分散して廃棄物が置いてあります。すべての廃棄物を持ってきたら場所が足りないことは明らかなので、いずれかの廃棄物を持ってくるのでしょうが、それがどれなのか分からない……こんなことがよくありました。指示を受けて作業する人間のことをまるで考えず、「これで分かるだろう」と自分の感覚で指示を出しているのです。
8. 休憩時間があいまい
途中で休憩時間があり、ビルの外に出て、飲み物を買うなり涼むなりの時間が与えられました。
ところが、休憩時間が何分なのか、いつビルに戻ればよいのかといった指示がなく、単に「休憩に入って」といわれただけです。しかも、このビルの入り口の扉は外からでは開かないので(開けるための暗証番号はありますが、教えてもらっていません)、ビルの入り口付近でたむろして、他の人間がビルに戻るのを見計らって、自分も戻るしかありませんでした。
9. 終業もあいまい
定時になっても、作業が終わるのか残業があるのかという指示すらありませんでした。勝手に帰ろうにも、現場担当者のサインを貰わないと帰れないので、誰かに聞くしかないのですが、誰が現場担当者なのか区別できない……というありさまでした。
なお、結局現場担当者は発見できませんでした。ただ、担当者の氏名だけは分かっていたので、その人の名前を自分で報告書にサインすることになりました。

もしかすると、こういう不手際は物流の仕事ではありがちなのかもしれません。しかし、それにしても、この仕事の進め方はかなりひどいものではないでしょうか。学生のインターンでも、もう少し能率的に仕事を進めるものです。

こんな社会人たちが、他の場所では「社会人としてのマナー」とか「学生と社会人の違い」を偉そうに説教していると思うと、空恐ろしく思いました。

効率とモチベーションの関係

「細かいことは気にせず、グダグダ楽しくやればいいんだ」という意見もあるかもしれません。しかし、私はこの意見に全く賛成しません。

なぜかというと、「グダグダでいい」という発想は、「結果もグダグダでいい」という発想に容易に繋がるからであり、不出来な結果やむだな時間の浪費、モチベーションの低下を生み出すからです。

私は元々多人数の作業が嫌いな人間ですが、いざやるとなれば、徹底的に効率的であることを求めます。ただでさえ嫌な多人数作業なのに、グダグダでつまらない仕事など絶対にやりたくないからです。

幸か不幸か、私は集団労働の指導者を務めたことはほとんどないのですが、大学のサークルでは何度か合奏練習の指導者を務めたことがあります。そのときは、合奏練習の時間や目標、各自の改善点などをきちんと決めるようにしていました。グダグダな合奏練習で時間を浪費するチームを、大学1年生の頃からいくつも見てきたからです。

私は来春から東京の会社で働くことになりますが、こんなひどい仕事でないことを祈るばかりです。

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